なにか霊的に大きく動いた都築民家園、大塚・歳勝土遺跡での奉納舞台
美醜 かぐや姫
今回美醜観音光チームの奉納舞台は、横濱の弥生遺跡の地でありました。
都筑民家園の美しい古民家での一葉式いけばな粕谷尚弘家元の
いけばな展とのコラボという素晴らしき舞台でした。
同時に歴女の美醜さんが見逃さなかったのが、会場内の弥生遺跡。
美醜さんの想いで予定外だった遺跡でのパフォーマンスも叶い、
古代と現在を繋ぐなんらかのドラマが産まれていました。
白鳥紗也子 蜘蛛女
私は下見にいくはずの予定が台風で流れ、
本番直前に閉館滑り込みで下見できたものの、弥生遺跡は閉門で入れず。
実はこの舞台前から私の身に様々な異変があり、
本番当日はなぜかあり得ない原因不明の絶不調に見舞われ、
頭は重く気絶しそうに魂が抜け出そうな
コントロール不能のわけわからない状態になっていました。。
舞台前にこんなのは始めてで、流石に焦りましたー。
紐一本で吊られてかろうじて立ってるような意識朦朧状態で、
何も食べれないけどなんとかおむすび一個と甘栗を食べて、
最終打ち合わせ、楽器セッティング、衣装準備となんとかこなし、
本番は花に隠れてほとんど演者が見えない状態で感覚を頼りに音出し声出しで、
空間と舞踏の音世界を創るという
これまた非常に難易度の高い音楽担当を果たしました。
こんな絶不調でも舞台はこなせる不思議。
坂本博美 雪女
そして舞台終わってふと気付いたら
絶不調が嘘のように頭軽くスッキリ。
何だったんだろう??
原因不明の不調は、何か身体の物理的問題ではない、霊的なものの感じでした。
その後数日間ゆっくり横濱アフターで豊かなギフトを受け取り昇華して
本来ならそのまま帰るところ、
暗闇で見落として大事な神楽太鼓の火炎パーツを会場に忘れていて、
帰り道取りに行くことに。
折しも本番前日11/1は首里城が焼け落ちるという
あり得ない世界的衝撃の出来事もあり、
なにか大きなエネルギーが動いているのは感じていました。
そして本番当日も行けなかった弥生遺跡に、
舞台終わってやっと入ることができたのですが、
なにやら深い出来事が待っていました。。
そこは、過去焼き払われた集落だったのです。
弥生遺跡での霊的対話と祈り
まずは民家園に行く道中で前の車二台のあおり運転トラブル現場を目撃して抜け、
民家園の門をくぐった瞬間に左目に虫が飛び込んでくる。イタタタ(>_<)
トイレで目を洗い、忘れ物の火炎ちゃんを無事受け取り。
係の方から貴重な舞台の感想をいただき、弥生遺跡へ。
入った瞬間「あなたにここに来てほしかった」という声が入ってくる。
ああ、来れなくてごめんなさい、これから祈らせていただきますね、とご挨拶して、ゆっくり一周。
いくつかの弥生住居のなかで、なぜか「あ、ここだ」というはっきりした感覚の場所は、
立て札を見たら「オサの住居、集会場」とある。
その中に入り、祈りはじめました。
自然に出てくるうたを捧げ
出てくる言霊を捧げ
過去の争いの痛みを光に還し
先祖たちの命の営みに感謝し
平和と調和の愛の世界を共に創造することを祈りました。
祈りの間、立っているオサの回りで伏している村の民が見えていました。
その姿は、何かを嘆いて伏しているようにも見えました。
集落や部族の争いの現状を知り嘆いている場面であったかもしれません。
私はオサと重なり民に平和と調和と愛を伝えていました。
平和と調和を創り出すのは
命を産み育てる女たちの仕事だ
女神の働きだ
男たちはその平和と安全を守るのが仕事だ
というようなことを言っていました。
もしかしたらこの頃
女たちの女神の力の働きが徐々に弱っていき
男性の力の支配が強まり
調和のバランスを欠いていった時代だったのかもしれません。
祈りながら、宝珠、桃の形のぷるんとした大きな白い光が、住居に現れました。
祈り終わり、さらにベンチでクンルンの浄化を行い、
みなが喜んでくれているのを確認して、閉園前に遺跡を後にしました。
なにやら、とても深い出来事でした。
一葉式いけばな
場所によっては訪れても何も起こらないので
よほどこの場所と何か深い関わりがあったのかなと?思わざるを得ない出来事でした。
今まで20年、こんな感じで縁ある古代の場所に導かれては、単独で祈りを行ってきました。
今回も単独での祈りになったので
チームメンバーと一緒ではなく、
一人で行う必要があったのでしょう。
なにかほっとして、無事群馬への帰路につきました。
私にとって芸術表現は神楽であり祈り。
今回もそんな濃いい舞台の旅となりました。
幽玄の舞台写真はこれから公開されたらまたアップいたします!
お楽しみに♡
一葉式いけばな展
即位の礼後の、前代未聞の首里城全焼の
衝撃と悲嘆から受け取ったメッセージは、「再生」でした。
火の中から灰になっても何度でも甦る、不死鳥、火の鳥。
古いエネルギーを燃やして新しく生まれ変わる。
南から、火の鳥、鳳凰が目覚めたように思います。
首里城はまた、火の中から必ず再建します。新しくなって。
この焼き払われた遺跡も近代発見され、こうして市民の憩いの場として再生され、
時を経てその場を訪れることができるようになったわけです。
巨大台風で関東が水に呑まれ
即位の礼の虹の奇跡を経て
南の首里城が火に呑まれ
火と水、虹と
霊的に非常に大きな転換期の只中。
平和と調和と愛の世界を創造してゆきます。
全てに感謝です。