ひめみこヴォイスストーリー 其の弐 子供時代

ひめみこヴォイスストーリー 其の弐 子供時代

 

即興のうたが産まれるストーリーを連載で綴っていきます。

 

今日は歌えなくなった私のお話。

 

幼少期、自由に歌うのが大好きだった私。
それが、だんだん歌えなくなっていきました。

もともと歌うのは好きなので、
誰もいないところで、誰も聴いていなければ、自由に好きに歌える。

でも、人がいると緊張して喉が締まって、声がか細くなり、恥ずかしくて歌えなくなる。
よくいるシャイな子供です。

では、なんでそうなったのか??

 

たぶん、幼少期あまり大勢の人に接してこなかったから、
人に対して人見知りで緊張しちゃうのと、

母が時たま起こすヒステリー発作がトラウマになって、
潜在的恐怖心で自己表現、感情表現できなくなっていった、

父が騒がしいのが嫌いで、いつも「静かにしなさい」と言われて育ち、
日曜(休日)の朝騒いでいると、「じゃかあしい!!!」と癇癪を起す、

とにかくはしゃいだり騒いだりするのがご法度の家庭環境だった。

まあ、両親はクリスチャンで善良で子供を深く愛していたのだけど、
若くして結婚出産して、子育てと仕事でいっぱいいっぱいで、ストレス解放できていなかったのが原因かな。

 

なら学校で騒げばいいじゃないか、と思うかもしれなけど。
人目を気にする人見知りだからそれもできない。

もの静かで大人しくて内向的な子供でした。
真面目でお勉強できて優等生、いわゆるいい子ちゃん。

子供らしくぎゃーぎゃー騒いでアホみたいに解放することなく、育ってしまったんですね。

 

だから、今でも自由奔放に大騒ぎしてる子供を見ると、すっごく羨ましい!!!
あああー、私もああやって育ちたかった!と思ってしまう。

 

まあ、だから、幼少期から大人時代、抑圧してきた圧力の解放が、
場のエネルギーを変えるほどの歌になっていくわけです。

圧縮力が強く大きければ、その分解放して揺るがす力も大きいという物理的宇宙の法則ですね。

 

では、どうやってうたうことになっていったか。。その数奇なストーリーは、次号に続く。

 

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