ひめみこライフストーリー 一話 うまれる

 

うまれる

 

私は8月21日、母の生まれ育った東京で産まれました。

月島の病院で、運河が目の前の、海の近く。

一か月の吉祥寺の母の実家滞在を経て、父の生まれ育った群馬へ。

両親は教会で出会って結婚しました。

キリスト教のご縁で結ばれた、

クリスチャン(プロテスタント)の両親の元に育ちました。

 

4歳までは群馬の田舎で大好きな祖父母とともに暮らす、

自然の中で遊びながら育ち、動植物が好きで、歌うのが好きだったようです。

 

幼稚園~小学校の埼玉時代は、ほぼ毎週東京の教会に通い、

讃美歌や聖書や祈り、クリスマス会などに親しみ

無宗教の学校のみんなとはちょっと変わった感性を持っていました。

 

大好きな田舎の祖父母たちと突然離れ、

埼玉の社宅に転勤で引っ越し、

突然幼稚園生活が始まった私は、

幼いながらストレスで気管支炎になって辛い時期を過ごします。

この体験が、今のセラピー活動に繋がる原点になっています。

 

幼少期から絵を描くのが好きで、写生大会やコンクールでは

だいたい入賞していて、絵が得意でした。

音楽や合奏も大好きで、中学時代は珍しい弦楽部に入り、

室内弦楽奏でヴァイオリンを弾いていました。

 

また国語が得意で、作文を評価されたり、

学力は小学生まではクラス上位の優等生、

中学から数学で落ちこぼれていきましたが、

英語塾に入り英語のテストの点はよかったです。

典型的な、文系です。

 

ごくふつうのサラリーマン家庭に育った、

こくふつうの女の子です。

空想癖で授業中よく頭が違う世界に飛んでいました。

人の心の裏表がわかってしまう感受性があり、

可愛いものや動物が大好きで、やさしい繊細な心の持ち主でした。

 

ただ、今でいうワンオペ育児と夜以外夫不在のストレスから

優しいマリア様のような母がたまに情緒不安定を起こして豹変し

子供心にトラウマを抱えてしまいました。

感情を抑制して自分を表現できない、

おとなしい子供時代を過ごしました。

それ以外は大きな愛の勤勉な父に支えられ、本当に幸せな家庭でした。

 

母は閉経後とても安定して穏やかになったので

女性ホルモンの仕業だったのだと思います。

この体験が今の女性性の解放とパートナーシップの

活動の原点になっています。

 

つづく

 

人生体験と20年のスピリチュアル体験を統合した、

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