スピリチュアルの道へ バリ島での霊的な目覚め

ひめみこライフストーリー第11話

スピリチュアルの道へ バリ島での霊的な目覚め

 

トラウマの癒しを求めて出会ったスピリチュアルヒーリング。

良き先生に出会い、初めてのバリ島ヒーリングワークショップへ。

そこで私は、人生を変える、初めて霊的に目覚める強烈な体験をします。

18歳から夢に見たバリ。

始めて降り立ったバリ島には、懐かしさしかありませんでした。

なぜか、「知ってる」感じ。故郷に帰ってきたような懐かしさ。

バリの空気、香り、音、すべてが私を潤し、満たしていきました。

その中で行われていく、光の柱を立てるエネルギーワーク、

深いグループヒーリングセッション。

実際に街を歩き、寺院に正装で参拝し、芸能鑑賞に行き、

全てが気づきと癒しと変容の深いワークでした。

それはそれは人生初めての、夢のような世界の体験。

それだけでも大きな目覚めの時でしたが、

それはサラスバティ寺院での芸能鑑賞時に起こりました。

18歳から大好きで憧れてきたバリ島の芸能、

ガムラン音楽はCDではずっと親しんで聴いてきましたが、

現地で体験するバリ人の生ガムランは、完全に別次元でした。

始まる前から、なにやらすごいエネルギーが来ていて武者震いするような感じ。

実際に演奏と舞踏がはじまると、全身が鳥肌が立ち痺れて、

何故だかわからない歓喜で滝のように涙を流し、

まるで雷に打たれたように電流が身体を貫き流れるような

産まれてはじめての体験をしました。

何故だかわからず感動して涙が止まらず魂が洗われる体験は

1999年に前橋の旧庁舎で行われた、世界的舞踏家

「大野一雄」公演で、「わたしのお母さん」を目の前で観て以来。

私の衝撃舞踏体験の次は、バリ舞踏体験でした。

何が起きているかわからず、放心。

そこから私の人生の流れが変わりました。

神に捧げる芸能「神楽」との出会いと、導きの流れが、

そこから始まったのです。

ワークショップ後は残って友人と滞在して、バリ島を楽しみました。

その中で、ガムラン体験に行ったとき、

ガムラン演奏を教わりながら、「手が自動的に動く」

不思議な体験をしました。

スピリチュアルな音楽と繋がる扉が開かれた瞬間。

この旅が、スピリチュアルな霊的開眼と、芸術身体性を伴う

神楽、シャーマニズムへの扉を開く旅でもあったのです。

旅から帰ってすぐに、更に人生を変えるきっかけとなる、

ある重要な人物との出会いが待っていました。

つづく