自律神経失調症引きこもり時代~魂の光がひらく~

ひめみこライフストーリー第4話

自律神経失調症引きこもり時代~魂の光がひらく~

 

そんなで美術学校下宿時代の酒乱の叔父のストレスで自律神経失調症になった私。

20歳にして早すぎる人生の挫折を体験しました。

 

同い年の友人たちは、みんな元気に学業、仕事、恋愛、趣味と、若いエネルギーで活発に活動しているのに、
私は身体が全くいうことをきかなくなり、家で寝てほとんど過ごすという。。

窓の外の景色を眺めながら、まるで80歳の老婆になったような気分でした。

実際の祖母のほうが毎日働いて全然元気。

 

当時はなんの情報もなく、パソコンもインターネットもありませんから調べようもなく、

何もわからないまま、暗い出口のないトンネルの中にいるようでした。

 

ただ医者にいって、検査をして、検査結果に異状はないから、安定剤と、症状別に薬が出されるだけ。

なんの改善にも解決にもならない日本の医療システムに疑問をもったのもこの頃です。

 

この体験をきっかけに、病の根本原因と、根本治療を探す道に意識が向いていきました。

 

そして一番の希望は、

「必ずこの状態から復活して良くなって、同じように苦しんでる人を助ける光になろう」

と思ったことです。

私の魂の光ですね。

 

そんな暗いトンネルの中でも、

私の魂の光と、生命の光は、ちゃんと輝いていたんです。

 

美しい天界のビジョンを見て絵に描いたり、

自分に寄り添う優しい天使の存在を感じて絵に描いたり、

心象風景を詩に書いたり、

自動筆記で言葉を書き連ねて、その時だけ正気に戻って光が射して頭の中がすっきり晴れたり。

そんな形で自然に霊性が開いていったのもこの頃です。

 

それに気がつくのは、スピリチュアルに出会ってからの10年後。

 

今思えば、アーティストでスピリチュアルヒーラーという今の活動は、

もうこの時に決まっていたんだなあと思います。

 

そんな世界があることは何も知らない時でしたが、エネルギーではちゃんと受け取っていたんですね。

 

人生に無駄なことは何もありません。

全てが必要な体験で、魂の道を歩んでいるのです。

 

つづく