スピリチュアルヒーリングとの出会い

ひめみこライフストーリー第10話

スピリチュアルヒーリングとの出会い

 

トラウマのフラッシュバックから、治療法を探して、

ヒプノセラピーを知り、地元のカラーセラピストを訪ねました。

 

この頃になると、パソコンも来て、検索が可能になり、

携帯もあり、20歳のアナログオンリーの時代より格段に情報源が増えました。

 

カラーセラピーは、私が絵を描いていたこともあり、

とてもわかりやすく馴染みやすいものでした。

 

そこで、ヒプノセラピーの誘導を受けて、

カラーセラピー、アートセラピー、クリスタルヒーリング、アロマセラピー、フラワーエッセンス、

等のナチュラルセラピーを取り入れながら、

スピリチュアルカウンセリングでひとつひとつ癒していくことが始まりました。

 

今からもう20年も前、1999年当時はまだスピリチュアルや、ヒーリングサロンはほとんどなくて、

理解も知名度も低く、でも、自分の世界を見つけた感じでとても楽しく嬉しかったのを覚えています。

 

その先生とはあまり相性が良くなくて、ちょっと冷淡な感じの人柄もどうも好きになれず、

「治るまで通わなくてはいけない」といわれ、

必ず次の予約を入れるように言われ、

それで続けていても思うように効果が出なくなり

セッションの時間と安くない費用が無駄になってきたときに

そこで出会った友人からおすすめの違う先生を紹介されました。

 

その先生は会うだけでエネルギーがびしっと整う体感があり、

また、今まで体験したことのない、

私に対しての「尊重と信頼」を示してくれて、

先生とも気が合ったので、セッションを受けて、

思い切ってバリ島ヒーリングツアーに参加することにしました。

 

トラウマの話にも、冷静に宇宙の真理、陰陽の法則から

目から鱗の魂や次元の構造をわかりやすく話してくださり、

ずっと謎で答えが見えない暗みに、パチン、と明かりがつけられた体験でした。

 

私自身の内なる力が、初めて認められ、自覚することのできる

私に力を与えてくれる先生との出会い。

 

残念ながら前の先生は私を「病人、治療が必要なクライアント」としてしか見ていなかったので、

私はいつまでたってもそこから抜けられず、更には力も奪われていたように思います。

 

ですが、それに薄々気が付いていた霊的感受性があったので、

その先生のやり方に疑問を感じ、やめることができたのです。

 

私自身はまだスピリチュアルに出会ったばかりで、

様々な不調や癒されない部分を抱えて病んでいる部分もありましたが

それ以上にヒーラーの先生の質を見抜くという、ヒーラー並みのするどい霊眼を備えていたのです。

 

その霊的な素質も、次の先生はちゃんと見抜き、正しく私を見て評価して下さいました。

 

私は病人ではなく、魂の意図をもってきたライトワーカーのリーダーだと。

 

はじめて自分の存在が救われた体験でした。

この経験が、今の私を作っています。

 

アートの道に進んですぐ18歳の頃に、東京の境内で行われていた、

「芸能山城組」のケチャ奉納の舞台に偶然遭遇して衝撃を受け、

そこからずっと恋焦がれて憧れてきた、神々の島、バリ。

 

それから自律神経失調症になり、身体が弱くなってしまい、

とても海外(しかもアジア)は無理、と思ってきたことが、

とうとう長年の夢が叶うことになり、大興奮でした。

 

やっと、夢見てきた神々の島バリ島に行ける。

しかも、観光ツアーではなく、スピリチュアルヒーリングツアーで。

思わぬ形で夢が叶うことになりました。

 

とはいえ、初めての海外、しかも体に自信がない状態で、

不安と心配と恐れも大きかったですが、

そこは先生がしっかりと私の魂と存在を信頼してスピリチュアルサポートして下さり、

安心して委ねて行くことができたのです。

 

こうして、私の本格的なスピリチュアルの旅が始まりました。

2002年、今からもう18年近く前のことです。

 

つづく